はじめに
安全のルール、3つ
医療でAIを使うときの線引きを、最初に確かめておきます。むずかしい話ではありません。
いちばん大事なのは、ひとつだけ
本物の患者さんの情報を入れないこと。練習は、年齢も数値も自分で決めた架空の設定で十分に成り立ちます。下の3つは、その理由と、その先の話です。
3つのルール
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1
本物の患者情報は入れない
名前、生年月日、患者ID、住所、連絡先はもちろん、所見や検査値も、いくつか組み合わさると誰のことか分かってしまうことがあります。
練習には、自分で決めた架空の年齢や数値を使います。
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2
もっともらしい間違いがある。判断に使う前に確かめる
AIは、正しそうな文章の中に誤りを混ぜることがあります。このセッションで作るのは、説明の下書き、学ぶための教材、チェックリスト、自分用の小さな道具までです。
薬の量、禁忌、診断、治療方針のように判断に関わるものは、添付文書、ガイドライン、施設の手順、電卓で確かめてから使います。
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3
外に出すなら、決まりも確かめる
患者さんやご家族に見せるページや道具にするなら、個人情報だけでなく、薬機法、医療広告の決まり、施設の広報のルールも関わってきます。
共有用のURLは、誰でも見られる場所に置いたのと同じだと考えてください。人に渡す前に、画面と文章を読み返します。
人に見せる前の確認
- 患者さんの名前、ID、住所、電話番号、カルテの文章、本物の検査結果が混じっていないか。
- AIが書いた医学的な説明を、自分の目で読んで確かめたか。
- 計算した値があるなら、電卓や公式の資料で一度確かめたか。
- 患者さん向けの言い回しが、言い切りすぎたり、宣伝のように読めたりしないか。